人工透析


保存期腎不全から透析導入、維持透析まで対応しております
外来では日本腎臓学会、透析医学会のガイドラインに沿った保存期慢性腎不全治療を行い、必要時には速やかな透析導入をおこないます。導入後は長期予後を得るための適正な透析処方、定期的血液検査、心エコーをはじめ各種画像検査、内視鏡検査を交えて、内科だけでなく循環器科、整形外科、形成外科、脳神経外科医師の協力も得て、透析に伴う様々な合併症にも幅広く対応し、患者様の疾病の早期把握に努めております。オンラインHDFや免疫吸着療法などにも対応し、集中治療室での透析対応も可能です。
快適な透析生活への理解を深めていただくことを目的として、導入後や維持期の透析看護指導を年4回催し、患者様からの疑問にもお答えしております。
また、LDLアフェレーシス、白血球除去療法も行っておりますので、紹介状をもってご相談下さい。
日本透析医学会 指導医・専門医 高原 健 副院長
当院透析導入例
例)
- 2010年
- 9
- 2011年
- 13
- 2012年
- 13
- 2013年
- 4
- 2014年
- 8
- 2015年
- 11
- 2016年
- 1
- 2017年
- 4
- 2018年
- 5
- 2019年
- 5
- 2020年
- 2
- 2021年
- 1
- 2022年
- 2
透析曜日・時間
クール | 時間 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 |
1クール目 | 1クール 午前 8:00~ |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2クール目 | 2クール 午後 12:30~ |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
3クール目 | 3クール 夜間 17:00~ |
○ | ○ | ○ |
無料送迎
(1クール目、2クール目のみ)ご希望の方はご相談下さい。
旅行透析
当院は、大阪国際空港に近く、また、阪急電車宝塚線の曽根駅からも徒歩1分の場所にあり、旅行透析の方を積極的に受け入れています。
まずはお電話ください。できれば旅行1ヶ月前までにお願いします。
06(6862)9251
受付時間:平日の午前9時 ~ 午後5時と、土曜日の午前9時 ~ 12時
- お名前
- 住所、連絡先
- 年齢
- 現在透析を行なっている施設名
- 希望される透析の日時・現在の状態
交通アクセス
アクセスのページを御覧ください当日ご用意いただくもの
- 各種保険証
- 紹介状
- 透析経過記録表(2~3回分程度)
- パジャマなどの着替え(持参されていない方には、病衣の貸し出しもしています)
- スリッパ(持参されていない方には、お貸しします)
※お着替えが必要な方には、ロッカールームをご利用いただけます。
透析の流れ
- 病院の受付までお越しください。4階の更衣室へご案内します。なお、祝日の場合は、受付ではなく、4階の透析室まで直接お越しください。
- 透析室へ移動し、体重測定後ベッドへご案内します。
- 穿刺後、維持透析を行います。採血を行う場合もあります。
- 返血・抜針・止血を行い、再度体重測定後、終了。終了後、診療情報をお渡しします。
- 受付にて会計をお願いします。支払いは現金でお願いします。祝日の透析と、夜間透析の場合は、後日会計をさせていただきます。

看護師
(透析室 主任)
鈴木 波弥美
患者さまにとって人工透析は生活の一部。親身に話し合い、生活背景も把握した上で治療の援助を行うようにしています。「旅行に行きたい」といったご希望があれば、負担の少ない日程変更になるように相談し、一人暮らしの患者さまなら地域送迎ドライバーと連携し、安全に通院できる環境作りをお手伝いさせて頂いています。
定期的に行う透析勉強会では、各分野の専門知識をもったさまざまな職種のスタッフが、一丸となって患者さまへの指導に取り組んでいます。

臨床工学技士
(透析室 副主任)
大島 亮一
当院では、より多くの老廃物を取り除くことができる「オンラインHDF治療法」を採用しており、定められた基準値をクリアした透析液が必要です。透析液の管理には高い技術が求められており、適正な清浄化と水質管理を、臨床工学技士である私が担当しています。また人工透析機器をはじめとする医療機器の安全管理も行っており、透析以外の血液浄化療法アフェレーシス等にも対応しています。
医師と共にシャントエコーを行い、シャントトラブルの早期発見にも努めています。
透析看護指導について
当院の透析患者様やそのご家族の皆様に、より理解を深めて頂くために、年に4回透析看護指導を行っております。
治療や食事などについて、回毎に項目を分けて詳しく説明しております。


シャント手術

血液透析を効率よく行うためには1分間に約200ml前後の血流が必要になります。一般的な静脈ではこれが得られないため、血液量が豊富な血管を手術で作り(自己血管あるいは人工血管を用いた内シャント造設手術)透析を行っています。
PTA

シャント内には強い血流が流れる為、徐々に血管の壁が厚くなり、その結果シャントの静脈は狭くなり、血流不良となりますが、そのようなケースでは、経皮的血管形成術(PTA)を行い、血流を改善させます。
手術・処置例
PTA (例) | パーマネント カテーテル (例) |
|
2010年 | 69 | 19 |
2011年 | 77 | 21 |
2012年 | 64 | 13 |
2013年 | 75 | 10 |
2014年 | 84 | 11 |
2015年 | 60 | 11 |
2016年 | 67 | 6 |
2017年 | 51 | 7 |
2018年 | 55 | 13 |
2019年 | 63 | 9 |
2020年 | 35 | 5 |
2021年 | 33 | 1 |
2022年 | 36 | 6 |